インプラント
インプラントとは、人工の歯根を埋め込み、その上に冠を固定する方法です。
インプラントは、自分の歯と強固に結合するため、自分の歯と変わりなく食べられるようになります。
「歯を再建したい」
「入れ歯に抵抗がある」
とお悩みの方にはインプラント治療をおすすめします。
歯を失い、入れ歯になると噛む力は本来の1/5まで低下してしまい、何でもおいしく食べることは難しくなります。
歯を失うということは、「噛めなくなった」という機能の損失だけではなく、
「食事も満足にできない」
という精神的なショックを受けることになるのです。
入れ歯やブリッジでも噛めるようにはなりますが、本来の歯のように使うことは難しく、長い期間使い続けることは、歯や歯ぐきにとってもまったく問題がないわけではありません。その点、インプラントはメインテナンスをしっかりしていくことで、まるで自分の歯のような噛み応えや、見た目の美しさを回復することができるのです。
あなたに最適な治療法を提案いたします
当クリニックでは、インプラントを希望される方の要望に可能な限り応えていきたいと考えています。
それぞれの方の骨の状態に合わせて、インプラントのシステムを選択できるように複数のシステムを導入しています。
骨がやせてしまっている、厚みや深さが足りないなどの状態にも骨補填剤を使用したり、ソケットリフト法を用いたりなど、様々なケースにも対応できるようにしています。
- 術前診査 レントゲン写真や歯型などで、口の中の状態を調べます。
- 術前治療 一次手術前に必要ならば歯周病などの治療を行います。
- 一次手術 インプラントを顎の中に埋め込む手術です。術前の治療計画を元に、必要な長さや直径を持った純チタン製のインプラントを埋め込みます。
- 治癒期間 一次手術後、3~6ヶ月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します。
- 二次手術 埋入したインプラントの頭部を露出させます。この状態で、歯ぐきが治るまで3週間前後待ちます。
- 人工の歯を作成、装着 印象採得(型取り)、咬合採得(噛み合わせの記録)を経て、最終的な補綴物を作成し、口の中に装着します。
- メインテナンスと定期検診 補綴物を装着してインプラント治療は終了ですが、長期間にわたって良好な状態を維持するには、メインテナンスが重要です。
抜けている歯の本数や歯周組織(歯ぐきや骨など)の状態に応じて、最適な治療方法を決定します。
この期間は、インプラントの成否がかかった大切な時期です。特に、術後の6週間は週1回の消毒、経過観察とメインテナンスは欠かせません。
普段落としきれない汚れや、インプラントの状態を歯科医院でチェックしてもらうこと、家庭でしっかりとしたホームケアを行うこと、この2つがインプラントを長持ちさせるために必要です。
インプラントも天然歯と同様に口の中にありますので、「人工物だから何もしないでかまわない」訳ではありません。ケアを怠って、インプラントまで再度失ってしまわないように大切にケアしましょう。
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