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当クリニックでは、患者様とよく話し合う事をモットーとし、患者さんに十分ご納得いただいてから診療を始めます。
患者様の希望をすべてお伺いし、「できる事」と「できない事」をご説明いたします。「なぜできないのか」や、「よりベストな方法がある時にはその方法」を、しっかりとお話しさせていただくことにより、最も満足のいく治療を提供いたします。
このポリシーを持って、スタッフ一同が一丸となって日々研鑚を積んでおります。
口元にお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度当クリニックをお訪ねください。

歯周病治療

歯周病とは、感染症で歯周組織が歯周病菌に感染することで、歯ぐきが腫れたり、歯を支えている骨を吸収してしまう病気です。

歯周病の主な原因は、歯みがきが適切に行われなかったことにより、食べかすなどの汚れが歯面に付着し、細菌が繁殖することです。
また、この細菌がバイオフィルムという細菌の塊を形成します。
このバイオフィルムはとても厄介で、通常のブラッシングでは除去しにくく、歯周ポケットに入り込んだ場合、歯ブラシやフロスだけでの除去が非常に難しくなります。
このバイオフィルムが歯周組織や歯槽骨、歯根膜をも浸食し溶かしてしまうと最終的には歯が抜け落ちてしまうという結果になります。

健康時な状態 - 歯周ポケット深さ2mm以下

歯ぐきが引き締まった健康な歯周組織

[初期]

歯肉炎 - 歯周ポケット深さ2mm~3mm

歯ぐきにのみ炎症が起きている状態。歯ぐきが腫れて歯磨き時に出血したり、歯ぐきがチクチクするような痛みがあります。

[中期]

軽度歯周炎 - 歯周ポケット深さ3mm~4mm

炎症が内部に広がり3mmほどの歯周ポケットができます。ポケット内にプラークや歯石がつきやすくなります。

[後期]

中程度歯周炎 - 歯周ポケット深さ4mm~6mm

歯を支えている骨が吸収され歯がグラグラしてきます。

[末期]

重度歯周炎 - 歯周ポケット深さ7mm以上

歯ぐきが化膿したり歯根の露出もみられます。

歯周病は口の中だけでなく全身と関係してくることがあります。
歯周病原細菌が血流に乗って全身に広がると糖尿病、低体重児出産、心臓病など、さまざまな病気を引き起こす原因になります。

歯周病の予防には
「歯垢・歯石の除去」
「正しいブラッシング」
「生活習慣の改善」
などが大切になります。

【予防歯科】のページをご覧いただくことをオススメいたします。